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患者さまを常に身近に感じる
社内SEでありたい

藤田 友希

yuki fujita

システム第2部

2018年入社 理工学部卒

_INTERVIEW
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CHAPTER 01

患者さま、社内各部門、
サービスを利用する側に立った開発を

私は入社以来システム第2部に所属しています。部内はいくつかのチームに分かれていて、私はBtoCを手掛けるチームのメンバーです。担当するプロジェクトは、スマホアプリ『お薬手帳プラス』、ECサイト『日本調剤オンラインストア』、オンライン服薬指導『NiCOMS(ニコムス)』など。全て患者さま向けのシステムなので、“常に利用する側に立った仕事を”という意識は欠かせません。その意識は社内に対しても同様です。例えば、サービス改善に向けた会議をするとき。社内各部門のメンバーがスムーズに話し合えるように、私は技術用語を分かりやすい言葉に置き換えながら会議を進めています。


入社4年目の春、『お薬手帳プラス』にチャット機能「つながる」を追加することになりました。私にとって初めての新機能リリースです。患者さまのために1日でも早く……との思いから、部内で議論の末、リリースを4ヶ月後に決定。通常の新機能プロジェクトに比べて約3倍のスピードが必要になるため、関係各所と毎週2時間におよぶ会議に臨みました。

CHAPTER 02

周囲から寄せられる意見の本質を見抜き、
最適解を提案する

実際の会議は、デジタル戦略を担当するマーケティング部をはじめ、社内各部門からチャット機能についてさまざまなリクエストが出されるなど、2時間では結論が出ないときもたくさんありました。でも、技術・コスト・スケジュールのいずれかがネックになり、システム部門としては「できます、やりましょう」とは言えない。時間は限られていましたが、私はあえて結論を急がず、いったん持ち帰ってチームメンバーとさまざまな角度から検討を重ねました。そして、今考えられる最適解を次の会議で示すように心がけたのです。関係各所からの意見をまずは受けとめ、本質を見抜き、全体最適を考えながら新機能プロジェクトを進めていくことを意識しました。


このような調整を積み重ね、新機能をリリース。今までなかったチャット機能を、より早く患者さまに届けることができました。トップ画面に追加された「つながる」をタップしたときは、本当に嬉しかったですね。もっとも、アプリはつくったら終わりではありません。利用する患者さまの年代の広がりに合わせてインターフェースを見直すなど、ブラッシュアップはまだまだこれからです。より良いアプリにする上で、私自身もっとプログラミング技術を習得していかなければと感じています。機能追加に向けた社内各部門との議論でも、チームメンバーとの検討でも、さらに良い提案がスピーディーに出せるようになりますから。そして、患者さまの満足度をさらに高めるサービスにしていくつもりです。

CHAPTER 03

たくさんの人とサービスをつくり上げることがやりがい

私は理系学部の出身です。学生時代の同期は主にIT業界やコンサルティング業界に就職していきました。私が日本調剤を選んだのは、エンドユーザーに近いところで仕事がしたいと考えていたからです。日本調剤であれば、患者さまを常に身近に感じながら仕事をすることができます。 たくさんの人とコミュニケーションを取りながら1つのサービスをつくり上げていく。そんな仕事にこそ、私はやりがいを感じます。ですから現在のように、豊富な知見を持った先輩やチームメンバーと、社内各部門のメンバーの間に立って調整を重ねていく「社内SE」というポジションはとても楽しいです。


さらに私のやりがいになっているのは、自分が関わるサービスがBtoCであることです。新しい機能をリリースし、最新のサービスに仕上げたときには、患者さまはもちろん日本調剤に対しても貢献できたという手応えがあります。このような貢献をさらに続けて、社内SEとしてさらに成長し、システム部から日本調剤の未来をつくっていく。それが私の目標です。